Syncthingのフォルダパスを変更する

こんにちは。ナナオです。 先日Syncthingについておススメする記事を書いたのですが、よくあることとして共有フォルダを設定した後でパスを変更したいケースがあります。 どのように対処すればよいか、備忘録として記録しておきます。 共有フォルダの移動方法 結論として、公式では以下のように記載されています。 FAQ — Syncthing documentation **Syncthingにはこれを直接行う方法がありません。**注意を怠ると危険を伴うためです。移動中に問題が発生し、他のデバイスに同期されるとデータ損失につながる可能性があります。 ローカルシステム上で同期フォルダをリネームまたは移動する簡単な方法は、Syncthing UIでフォルダを削除し、ディスク上で移動した後、新しいパスで再追加することです。 この操作は、フォルダが既にデバイス間で同期されている状態で行うことが重要です。そうしないと、移動後にどの変更が「優先されるか」が予測不能になります。他のデバイスで行われた変更が上書きされる可能性や、ローカルで行った変更が他のデバイスからの変更で上書きされる可能性があります。 別の方法として、Syncthingを停止し、ディスク上でフォルダ(.stfolderマーカーを含む)を移動した後、設定フォルダ内のconfig.xmlでパスを直接編集し(Syncthingの設定を参照)、Syncthingを再起動する方法があります。 ということで、UI上で一度フォルダを削除する必要があるようです。 やっていきましょう。 まず移動したいフォルダの編集を押します。 除去とはいを押します。 すると一覧からフォルダが消えます。 ただソースの実態は残っているので、別で削除しましょう。 削除したら新たにフォルダを設定します。 設定方法は昨日書いた記事で書いています。 除去されていないデバイスで一度共有設定を切って、再度共有します。 すると、先ほどフォルダを除去したデバイスで新規フォルダーとして検知されます。 これを新しいパスで保存して終わりです。 感想 やろうと思えばできるけど、ちょっと面倒なので最初からフォルダパスは慎重に決めるのがいいですね。。

2026年1月2日 · にあえん

Syncthingはいいぞ

あけましておめでとうございます。ナナオです。 去年はいろいろありまして一つもブログを挙げられず。。 今年はやったるぞ!ということで、元旦から挙げていこうと思います。 ということで、今回は2年ほど愛用しているSyncthingというツールをおすすめしていきたいと思います。 ちなみに自慢じゃないですが私のブログはほぼ手書きです。(AIを使っていない) 導入のきっかけ 私はメインにデスクトップ、サブにノートという両刀使いで開発をしているのですが、二年ほど前この二つの環境でのプロジェクトのソースコード共有の方法に頭を悩ませていました。 当時は基本的にGithubにプッシュして、それぞれの環境にそれをプルしてプロジェクトを共有するという開発をしていたのですが、個人開発でそれをしてもデスクトップで変更したものをノートでいちいちプルするのがとにかく面倒だったのです。 なんかないかなーと調べて、出てきたのが「Syncthing」というツールでした。 Syncthing Syncthingとは このツールは、指定したフォルダの内容をデバイス間で共有できるというシンプルなツールになっています。 ソースコードの共有を想定しているためか、gitignoreみたいなファイルを配置すればそのファイルを無視できるなど、ちょっとエンジニア指向なツールになっています。 WebGUIもあるため、操作性もよいです。 一度共有すれば、同一ネットワーク上に共有デバイスが存在する場合に勝手にフォルダ同期を行ってくれるので、Gitでプッシュ・プルするよりも格段に共有が楽になります。 使い方 Windowsではwingetで導入できます。 winget install Syncthing.Syncthing MacOS/Linuxではbrewで導入できます。 brew install syncthing インストールできたら起動します。 syncthing 起動するとブラウザが立ち上がります。 最初の画面 また、このサービスは常にバックグラウンドで立ち上げておく必要があるので、brew servicesで登録しておきましょう。 brew services start syncthing Windowsの場合はタスクスケジューラに登録しましょう。 Starting Syncthing Automatically — Syncthing documentation デバイスの登録 Syncthingをセットアップしたデバイスがローカルネットワーク上に二台以上できたなら、フォルダ共有の準備が整いました。 簡単です。 接続先デバイスの追加をクリックします。 IDとデバイス名を入力します。 画像では何も入力されていませんが、同一ネットワークに未登録かつSyncthing起動済みのデバイスがある場合IDが自動入力されます。 ちなみに、IDはトップ画面の「IDを表示」から参照できます。 フォルダの登録 フォルダの登録はWebUI上から行います。 「フォルダを作成」をクリックします。 フォルダ名とパスを埋めて、保存を押します。 これでフォルダを共有する準備ができました。 登録されたフォルダの共有 いよいよフォルダの共有を行います。 登録したフォルダを編集します。 共有タブから共有したいデバイスにチェックを入れ、保存を押します。 保存を押すと、対象のデバイスのWebUI上で共有を受け入れるかどうかが聞かれるので「追加」を選択します。 これで「フォルダの登録」で行ったのと同じ手順でフォルダ名とパスを埋めて保存を押すと、同期が開始されます。 感想 フォルダの共有作業が圧倒的に楽になるSyncthing、導入してからソースコード共有が非常に楽になりました。 同じような開発環境の方はぜひ試してみてください!

2026年1月1日 · にあえん