ELBのConnection Drainingとは?

SAA勉強中の備忘録。 ELBにある機能の一つであるConnection Drainingがピンとこなかったので。 Connection Drainingとは 登録解除された、もしくは異常のあるターゲットに対するリクエストを切断するまでの待機時間を設定する機能です。 1 - 3600秒(1時間)まで選択でき、デフォルトでは300秒になっています。 既存のリクエストを完了させ、待機時間中は新規リクエストを対象のターゲットには送らないようにすることで、唐突なリクエストの切断といった事象を防ぎます。 【AWS】Connection Draining を使ってELB から安全にEC2 を切り離す|SAYJOY blog また、この機能はCLB特有の機能です。 ALB、NLBの場合は「Deregistration Delay」という機能がこれと同等の機能を有しています。 Application Load Balancer のターゲットグループ - Elastic Load Balancing 参考 ELB Connection Draining – Remove Instances From Service With Care | AWS News Blog

July 24, 2023 · にあえん

ELBのクロスゾーン負荷分散とは

SAAの問題で、ELB(Elastic Load Balancer)についての問題に躓いた。 そのため備忘録として残しておきます。 クロスゾーン負荷分散とは 複数のAZにまたがってサーバーが存在する場合に、すべてのサーバーに均等にリクエストを振り分ける機能です。 以下の図はクロスゾーン負荷分散が無効の場合のアーキテクチャです。 「Availability Zone A」には2つのサーバーがあり、それぞれに25%ずつリクエストの振り分けが行われます。 一方で「Availability Zone B」のサーバーは8つもあり、各サーバーは6.25%しかリクエストが振り分けられていません。 サーバーは合計して10個ありますが、均等にリクエストが振り分けられていないような状態になっています。 ここで、クロスゾーン負荷分散を有効にしてみます。 すると、AZ関係なくすべてのサーバーに10%ずつリクエストが振り分けられるようになりました。 これがクロスゾーン負荷分散の仕組みです。 どういう問題だった? 複数のAZにまたがって複数のEC2インスタンスを起動していて、ELBを使用してどうやって均等にリクエストを割り振るかといった問題でした。 クロスゾーン負荷分散という機能を知らず、選択肢の中にRoute53の加重ルーティングを使用するというものがあり、それを選択してしまいました。。悔しい〜 参考 Elastic Load Balancing の仕組み

July 11, 2023 · にあえん