k8sでNFSを使ったストレージの動的プロビジョニングを実施する
こんにちは、ナナオです。 k8sを運用していて、永続ストレージが欲しくなるケース、ありますよね。 今回はそんな時に役立つ動的プロビジョニングを実施してみたいと思います。 動的プロビジョニングとは k8sで永続ストレージを使用するには、PVとPVCを作成する必要があります。 PVはストレージの接続方法やディレクトリパスを指定するリソースで、PVCはストレージとデプロイメントやポッドを繋ぐためのインターフェースのような役割を果たすリソースです。 ただ、ストレージが必要になるたびに毎回PVを作ってPVCを作って…とするのは面倒です。 その手間を減らしてくれるのが動的プロビジョニングになります。 動的プロビジョニングでは、一度ストレージの接続方法とディレクトリパスを指定してあげれば、あとは勝手にそのディレクトリ内でPVを作ってPVCと紐づけてくれます。 実践 早速実践してみましょう。 動的プロビジョニングを行うために以下のツールをhelmを使用してインストールします。 GitHub - kubernetes-sigs/nfs-subdir-external-provisioner: Dynamic sub-dir volume provisioner on a remote NFS server. helmは以下のコマンドでダウンロード可能です。 brew install helm また、helmによるインストールの管理にはhelmfileというツールを使用します。 GitHub - helmfile/helmfile: Declaratively deploy your Kubernetes manifests, Kustomize configs, and Charts as Helm releases. Generate all-in-one manifests for use with ArgoCD. こちらもダウンロードはbrewコマンドで一発で行えます。 brew install helmfile 準備が整いました。 以下のようにプロビジョナーを設定します。 nfs: server: 192.168.0.94 path: /k8s-data storageClass: name: nfs-client defaultClass: true # デフォルトのストレージクラスにする reclaimPolicy: Retain # PVC削除時にNASのデータを残すか(Retainなら残る) 先ほど実装したプロビジョナーの設定を参照するhelmfileを実装します。 repositories: - name: nfs-subdir-external-provisioner url: https://kubernetes-sigs.github.io/nfs-subdir-external-provisioner/ releases: - name: nfs-provisioner namespace: kube-system chart: nfs-subdir-external-provisioner/nfs-subdir-external-provisioner version: 4.0.18 values: - ./values/nfs-provisioner.yaml 実装したhelmfileを適用します。 ...