SAAの問題を解いている際に、以下のようなケースの問題が出てきたので備忘録として書き残します。

「オンプレミスサーバーが一つしかなく、海外に事業を展開するケースで、どのサービスを選択するのがよいか?」といった趣旨の問題です。

ここで安易に「Route53の位置ルーティングを使えばいいんじゃない?」と思っていたのですが、サーバーは一つしかないのでCloudFront使ってエッジロケーションで処理するのが効率的ということで正解となっていました。

簡易的に特徴をまとめてみました。

特徴

以下のような特徴があります。

Route53

  • サーバーに対するルーティングを行う
  • キャッシュの蓄積は行わない
  • 位置情報や加重に基づいたルーティングを行うことができる

CloudFront

  • サーバーに対するルーティングを行う
  • キャッシュを蓄積する
  • アクセスに基づいたエッジロケーションにルーティングする

まとめ

Route53だけではうまくキャッシュ処理ができないので、使い分けが大事だよね。