こんにちは、ナナオです。

最近はClaude Codeにコードを書かせることが増えてきました。

便利なんですが、そうなると今度は「エージェントが書いた差分をどう確認するか」が地味に悩みどころになってきます。

ターミナルでgit diffを眺めるのもいいんですが、量が多いと結構つらい。かといってわざわざコミットしてPRを立ててGitHub上で見るのも大げさです。

そんなときにちょうどよさそうなdifitというツールを見つけたので、触ってみました。

※この記事はopus4.8の力を借りて作成しました。

difitとは

GitHub - yoshiko-pg/difit: A lightweight command-line tool that spins up a local web server to display Git commit diffs in a GitHub-like Files changed view · GitHub

The local code review tool for the AI era!

「AI時代のローカルコードレビューツール」を名乗っているツールです。

やってくれることはシンプルで、ローカルでコマンドを叩くと、Gitの差分をGitHubの「Files changed」そっくりの画面でブラウザに表示してくれます

git diffをターミナルで読むのではなく、あの見慣れたレビュー画面でサッと確認できる、というわけですね。

そしてこのツールの本領は、その先の「コメントをAIエージェントへのプロンプトとしてコピーできる」というところにあります。このあたりは後で紹介します。

インストールと基本的な使い方

Node.js製なので、インストールなしでnpxからいきなり試せます。

# インストール不要、最新コミットの差分をそのまま表示
npx difit

気に入ったらグローバルに入れておくと楽です。

npm install -g difit

使い方はGitのコマンドを知っていれば直感的です。引数に見たい対象を渡すだけ。

difit                 # HEAD(最新コミット)の差分
difit 6f4a9b7         # 特定のコミット
difit feature main    # feature と main を比較

特に便利なのが、コミット前の変更を確認できるキーワードたちです。

difit .          # ステージ済み + 未ステージ、全部の変更
difit staged     # ステージ済みの変更だけ
difit working    # 未ステージの変更だけ

コマンドを叩くとローカルにサーバーが立ち上がって(デフォルトはlocalhost:4966)、ブラウザが勝手に開きます。あとはあのレビュー画面で差分を眺めるだけ。シンタックスハイライトもちゃんと効きます。

ロックファイルや自動生成ファイルは最初から折りたたまれた状態で表示されるので、見たいコードにすぐ集中できるのも地味に嬉しいポイントです。

本命はAIエージェント連携

ここからがdifitがただの差分ビューアーで終わらない理由です。

差分の画面では、行を選んでコメントを書き込めます。範囲をドラッグして複数行にまとめてコメントすることもできます。

で、書いたコメントは「Copy Prompt」ボタンでAIエージェント向けのプロンプトとしてコピーできるんです。

コピーされる中身にはファイルの場所が自動で埋め込まれていて、こんな感じの形式になります。

src/components/Button.tsx:L42
ここのエラーハンドリング、握りつぶしちゃってない?

画面はこんな感じです。

画面上のCopy All Promptをクリックすれば、「どこの」「何を」直してほしいのかが一発で伝わります。

エージェントが書いた差分をdifitで眺めて、気になったところにコメントを付けて、まとめてプロンプトとしてコピーしてエージェントに投げ返す。この一連の流れがすごく自然にできるようになっていて、たしかに「AI時代の」を名乗るだけあるなと思いました。

Claude Codeのスキルとしても使える

さらに、difitはClaude Codeなどのエージェント向けのスキルとしても配布されています。

npx skills add yoshiko-pg/difit

これを入れておくと、エージェント側から「変更が終わったのでdifitでレビューしてください」とユーザーにレビューを依頼してくれるようになります。

実はこの記事も、Claude Codeのスキル経由でdifitを触りながら書いています。エージェントがコードを書き終えたタイミングでdifitが立ち上がって、こちらは差分を確認してコメントを返す、という流れですね。

「エージェントに任せっぱなしにせず、要所で人間がレビューする」というワークフローに、うまくハマってくれるツールだと思います。

まとめ

今回はローカル差分確認ツールのdifitを紹介しました。

まとめると、difitはこんなツールです。

  • ローカルでGitHub風のレビュー画面がサッと開ける
  • コミット前の変更もキーワード一発で確認できる
  • コメントをAIエージェント向けのプロンプトとしてコピーできる
  • Claude Codeのスキルとしても組み込める

AIにコードを書かせる機会が増えてきた人ほど刺さるツールだと思うので、気になった方はまずnpx difitで試してみてください。

ということで今回はこれで👍