最近、デスクトップPCのUbuntuがめちゃくちゃ調子が悪くなってしまったのと、確定申告を行うにあたって電子申告にLinuxが対応していないようなので、「ええい!もうUbuntuなんてこりごりでい!」ということでWindowsに載せ替えました。

まっさらな状態からセットアップを行っていくにあたって、備忘録も兼ねて文章に残しておこうと思います。

Braveのインストール

Edgeがいくら使いやすくなったとて、今まで使っていたブラウザがBraveで同期などもしたかったのでインストールしました。

標準ブラウザじゃ話にならんので

開発環境周りの整備

ここら辺はパッケージマネージャーを活用しようと思い、Windows用のパッケージマネージャーならChocolateyとかかな…と思ってたんですが、いつの間にやら標準でパッケージマネージャーが搭載されるようになっていたようです。

Windowsのパッケージマネージャー「winget」を使ってみた | DevelopersIO

これがまーーーーー素晴らしい。

例えば、VSCodeなら以下のコマンドで一発で導入できます。

winget install "Microsoft Visual Studio Code"

ね?簡単でしょう?

Rustのインストールも楽々できます。

winget install "Rustlang.Rustup"

あまりにも素晴らしすぎる。

ちなみに、wingetからChocolateyのインストールもできます。

winget install Chocolatey

Chocolateyのインストール後は再起動が必要なため、すぐには使用できません。

再起動後、コマンドが有効になっているか確認します。

> choco
Chocolatey v2.2.2
Please run 'choco -?' or 'choco <command> -?' for help menu.

うーん、なんかここまで楽だと逆に手ごたえがないですね。もちろんいい意味で。

そしてDockerもインストールしておきます。何でもできるなこれ。

winget install Docker.DockerDesktop

こちらもインストール後は再起動が必要です。

WSLのセットアップ

WSLはMicrosoft StoreからUbuntuをダウンロードしました。

wingetからでもダウンロードできます。

Ubuntu 22.04をインストールしたければ以下のコマンドで可能です。

(ほんとなんでもできるなこいつ)

winget install Canonical.Ubuntu.2204

このインストールには結構時間がかかりますが、のんびり行きましょう。

あとターミナルですが、これもWindowsが提供してるやつがあるので使いましょう。

前にも使ったことがありますが、WSL、CMD、PowerShellを横断的に使えるので便利ですよ。(あと一応オフィシャルだから安心感ある)

ほんでこれもwingetが使えます。

winget install Microsoft.WindowsTerminal

ターミナルからWSLの軌道ができたら普段zshを使っているので、ここを参考にしてzshの環境構築を行いました。

WSL2でWeb開発環境の構築メモ (zsh, node, dockerなど)

インストールはこのコマンドをコピペ実行しました。

sudo apt install zsh
zsh # 設定ファイルはこのあとpreztoで作るので(q)でそのまま何もしない

# preztoをインストール
git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"

# preztoのセットアップ
setopt EXTENDED_GLOB
for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do
  ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done

# デフォルトシェルをzshに変更
chsh -s /bin/zsh

これだけでかなりいい感じになります。